1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
篠原イーグルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
永田台オックス少年野球部 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | × | 4 |
(Aコーチ A)
若獅子 秋季 決勝戦
4年生大会の決勝の時と同じ顔合わせ、
今年の春季大会では、準決勝で敗れている相手です。
最後の試合で必ず勝ってリベンジし、最後は笑って終わる。
試合が楽しみだという気持ちと、最後の日を迎えたくない複雑な心境のなか、
ついに、最後の試合を迎えることになりました。
初回に練習の成果が表れる形で、しっかりと先制し、
2回にも追加点を奪いました。
攻撃の面では、この回以降は得点こそ奪えませんでしたが、
これまでの練習のとおり、しっかりと打つべき球を絞り、
いい当たりが何本も出ていました。
守備では、エースを中心にしっかりと守ることができ、
得点圏にランナーを置いても落ち着いて抑えることができました。
全員で守り切り、4-0の完封勝利!
優勝おめでとう!!!
私の記憶では若獅子の6年生大会での優勝は記憶にありませんので、
久しぶりの優勝だったのではないでしょうか。
今日の試合は、これまでの練習の集大成として、
このチームのカラーを如実に反映した内容だったと思います。
少ないチャンスをみんなでつないで得点する。
ランナーを出しても全員で守り、無駄な失点をしない。
全体的に小柄なチームで、どうしても得点力に課題があるなかで、
1点の重みを知り、送球、捕球のエラーで得点を与えてしまうことを、
できるだけ少なくすることを練習の中心としてやってきました。
個別で実施していた早朝練習、平日の夕方に集まって行った平日練習のおかげで、
本当に守備は安心してみていることが多かったと思います。
今年のチームは安定した投手陣と、堅実な守備があり、
完封での勝利が本当に多かったと思います。
ロースコアでのしびれる試合を何度も見せてくれました・・。
試合に負けるたびに、よく泣いていました・・。
試合に勝っても、泣いていました・・。
野球を通じて見せてくれた表情が見れなくなると思うと、
本当にさみしくなってしまいますが、みんなの記憶の中にしっかりと、
色んな場面が焼き付いていると思います。
体、精神面でもしっかりと成長し、来年の春には中学生となって、
次のステージに進むことになります。
目標をしっかりと持ち、そのために何をしなければいけないのか。
頑張ったことによって、結果を変えていくことができるということは、
オックスでの活動の中でしっかりと学んでくれたと思います。
私のつたない試合評もこれで最後となってしまいました・・。
この1年間、本当に頑張ってきた選手たちを、改めて紹介したいと思います。
№10:小さな大キャプテン
どんな状況でも一人声を張り上げ、チーム全体を鼓舞し続けました。
他チームの関係者から、良い選手だと言われるたびに、本当に誇らしい気持ちになりました。
立場上、監督、コーチから厳しい言葉を受けることも多かったと思います。
本当にお疲れ様でした。
№1:努力のエース
投手を始めた時のマウンド上での落ち着きのなさは、
学年があがるにつれ、最終的にはいい意味でのふてぶてしさに変わっていきました。
二度の利き腕の骨折中も、黙々と練習を積み重ね、マウンド上で淡々と投げる姿は、
誰もがエースと認める存在でした。
№2:意外性のバットマン
打撃の好不調の波が激しいイメージが強かったですが、
ここぞという場面での一打は、記憶に多く残っています。
野球のセンスという意味ではチームでもトップクラス。
体がしっかりしてくる今後は、体力もともなって一気にレベルアップすると思っています。
№4:天性のお調子もの
劇的な足の遅さ、走る姿から、常に坂道、向かい風を連想させ、
アウトになった場面でも、時としてチーム全体の雰囲気を和ませてくれました。
今後は体も精神的にも一回り大きくなることに期待したいと思います。
№5:スーパーリードオフマン
打撃ではトップバッターとして、塁上を駆け回り、
本塁を駆け抜けた回数は、他の誰とも比較にならない圧倒的な回数です。
守備でも扇の要として、シーズン後半は盗塁阻止で何度もチームのピンチを救いました。
精神的にも技術的にも一番成長したのではないかと思います。
№6:ミスタークール
誰もが認める打撃、守備の中心選手。
風貌のままに、さらりとショートでの守備をこなし、
相手投手がいいほど自慢の打撃を見せてくれました。
最後の試合で見せた泥臭いスライディングキャッチに成長と更なる期待を感じました。
№7:神の子スマイル
変則的な投球フォーム、打撃フォームを改めるための指導を頑として受け入れず、
打撃ではチャンスで意外性のあたりを何本も見せてくれ、
ついたあだ名が、「神の子」。何か持っています。
塁上やベンチに戻る時の笑顔に何度も癒されました。
№8:努力の親子鷹
努力という言葉なしでは語れないほど、平日、週末問わず、朝から晩まで練習していました。
イージーをファインプレーに見せる技、集中しすぎで周りが見えなくなったりで、
ハラハラ、ドキドキさせてくれて、チームの雰囲気をよくしてくれました。
練習は嘘をつかないということを、しっかりと体現していたと思います。
№9:THE 職人
持ち前のセンスで、小技や流し打ち、走塁など、何度となくチャンスを作ったり、
チャンスを広げたりして、チームが盛り上がる起爆剤として存在感を大いに発揮しました。
内野、外野、時には投手をできるユーティリティプレイヤーとして、
今後はどのように成長するのか楽しみです。
№11:仏のパワーヒッター
いつもニコニコしていて、多くを語りませんが、
体が強く、放たれる打球の飛距離は、チームでも上位に入ります。
試合中はいつもチームの裏方の仕事を率先してやってくれていました。
今後、自分のイメージと体の動きが一致してくると、一気に成長すると思います。
№12:ミスターフィジカル
他の選手よりも野球を始めたのが遅かったですが、
小柄ながらも体が強く、黙々と練習を積み重ねる中で、着実に成長してきました。
始める時期がもう少し早ければ、もっとレギュラー争いが熾烈になっていたことでしょう。
たまに見せるはにかんだ笑顔は、隠れファンも多いはず。
誰一人欠けることなく、最後の試合を迎えることができたことが、
本当に良かったと思います。
本当に素晴らしい選手たちに恵まれ、指導陣、父母と一緒にやれてこれたのではないかと思います。
色々な人たちのサポートの中で野球ができたこと、卒業しても応援に駆け付けていただいたことなど、
この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます。
本当に1年間、ありがとうございました。
今後とも、永田オックスを宜しくお願い致します。